龍瞳ーその瞳に映るもの
会話はキャッチボールだと言うならば
アズと私はバッティングセンターの
投球マシンと打つ気のないバッター。
どちらがどっちなんて説明しなくてもわかる。

投げ続けるマシンは徹夜のツケが回り
アクビが止まらない。

ウツラウツラとしていたから
アズが買ってきてくれた布団を
私の部屋にひいてくれてたなんて
知らずに床に力尽きた。

「おい、こんなとこで寝るな」
アズの声が子守唄に聞こえる。

「うー、ん、はぁ…ぃ」

緊張の糸がプツンと切れたように
眠りの世界に落ちていった。

フワフワと雲の上を歩いてるみたいで
気持ちのいい眠りに落ちていった。
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