龍瞳ーその瞳に映るもの
親ほどバカな生き物はない。
我が子可愛さでどんな嘘も信じてしまう。

そんな芝居をしているうちに
ママはナノハにきつくあたるようになった。
血も繋がっていない名ばかりの親戚の子より
我が子の方が可愛いに決まっている。

ママからパパに伝わり
あまり家にいないパパもナノハをよく
思わなくなっていった。
と、いうよりナノハを庇えばママから
非難されるのが面倒くさくなっていった。

冷たく当たられる家の中で
唯一ナノハを庇ったのは美緒。

「ごめんね、ママ疲れてるみたいで」とか

「パパ、仕事が忙しいから」とか

ナノハの味方は美緒だけだよって思わせた。

< 42 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop