龍瞳ーその瞳に映るもの
それを避けるために立ち入り禁止の
ロープを跨ぎ階段を登る。

任務遂行、バレたら終わりだ。
とにかく無事に外に出よう。
学校の作りなんてほとんど同じに違いない。

階段を上りきったところで後ろから
階段を誰かが上ってくる音がした。

次から次に何なのよ…
立ち入り禁止を乗り越えてくるくらいだから私みたいなやつか学校関係者しかない。

私みたいなやつはそうそういない。
だとしたら見つかっちゃダメだ。

目の前の教室に鍵はかかっていない。
静かにその中に潜り込む。

中に入ると外の音は聞こえず
階段を上ってきた主の動向は掴めず
ただじっと教壇の後ろに身を隠した。
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