龍瞳ーその瞳に映るもの
アズが連れて行ってくれたのは
小さな定食屋だった。

自分の好きな小鉢や一品を取って席に着く。

アズは…

「栄養バランス悪い」

ビールとまぐろの刺身だけ。

「お前が食い過ぎだ」

私の前には唐揚げと肉じゃがと
鯖の塩焼きと豚汁とご飯。

「こんな美味しそうなの前に
刺身だけなんて信じらんない」

唐揚げを口に放り込む私を
軽く笑ってあしらいながら
冷たく冷えたビールを飲み干した。
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