Flower
「うわぁ……。」
すごい人…
「龍青は人混み大丈夫?」
「あぁ、問題ない。」
ならよかったかな。
「あっれー?ちはるんじゃん」
突然後ろから聞こえた声。
その声には聞き覚えがあった。
「宗也! それに由姫に湖乃葉!」
そこには一番仲のいいグループの中の3人。
私は普段8人の人とよく行動してる。
宗也は一番チャラい感じがするけど実際周りを見ててすごく優しいし。
由姫はあんまり話さないけどみんなのことすごく心配してくれる。片目は眼帯だけどそれもチャームポイントみたい。
湖乃葉は一番小さくて可愛いからみんなから可愛がられてるんだよねぇ。
「みんなで遊んでたんだ〜」
「うん、そうなんだー。隆斗もいたんだけど隆斗は帰っちゃったんだよー!でさ、その人は誰なの?」
湖乃葉の視線は龍青に向けられていた。
「そっか、えっと…えっと…うーん…。」
なんて説明したらいいんだろう。
全然分かんない…
よっし、いっそのこと
「今日から一緒に住むことになった龍青っていうの!」
強引だったかな?
「よろしく」
龍青は全然気にしてる様子ないし…
3人は…あー、固まってる…。
突っ込まれるのは覚悟してる!
さぁ、こいっ!
「そっかぁ、よろしくねー。 僕は梔 湖乃葉(くちなし このは)って言うんだ!」
「俺は橘 宗也(たちばな しゅうや)! よろしくな!」
「雪田 由姫(せった ゆき)だ、よろしく。」
あれ? えっと…
「みんななんか聞いたりしないの?」
「別に、今は何も聞かない。」
今は…うん、やっぱり優しいな。
「ありがと。」