『ココロ彩る恋』を貴方と……
声を上げて食事室を飛び出した。自分の分のシチューを皿に移し、兵藤さんのお替わりをたんまりと入れて持って行く。
「お待たせしました!」
意気揚々と戻ってきた私を見て、兵藤さんが可笑しそうに吹き出した。
「プッ!」と小さく。でも、忘れられないくらいに嬉しかった。
「いただきます!」
どんなに白だけの食事でも、誰かと一緒なら彩りのある食卓には負けない。
下手くそだけど美味しいし、一人より二人がいい…と、改めて気づかされた夕食だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
(今夜は幸せだったな〜〜)
お風呂に浸かりながら、さっきのことを思い出していた。
これと言って会話もしなかったけど、兵藤さんの隣で食事ができた。
いつもならこの時間には味気ないカップ麺を食べているけど、今はメイクも落としてお湯に浸かれている。
「明日も一緒に食べていいか聞こう」
祖父との生活みたいで嬉しくて仕様がない。
誰かと一緒に食べることが、こんなにも楽しく思えるなんて。
(これも全部、お爺ちゃんが教えてくれたことだから知ってるんだよね)
私には祖父以外の家族も一応いるけど、幼い頃から放っておかれてばかりいた。
祖父と暮らしだす前の私は、いつも独りで食事をしていた。
(誰かと食べると色なんて関係なかったな〜〜。そんなふうに思えたのって私だけだろうけど……)
「お待たせしました!」
意気揚々と戻ってきた私を見て、兵藤さんが可笑しそうに吹き出した。
「プッ!」と小さく。でも、忘れられないくらいに嬉しかった。
「いただきます!」
どんなに白だけの食事でも、誰かと一緒なら彩りのある食卓には負けない。
下手くそだけど美味しいし、一人より二人がいい…と、改めて気づかされた夕食だった。
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(今夜は幸せだったな〜〜)
お風呂に浸かりながら、さっきのことを思い出していた。
これと言って会話もしなかったけど、兵藤さんの隣で食事ができた。
いつもならこの時間には味気ないカップ麺を食べているけど、今はメイクも落としてお湯に浸かれている。
「明日も一緒に食べていいか聞こう」
祖父との生活みたいで嬉しくて仕様がない。
誰かと一緒に食べることが、こんなにも楽しく思えるなんて。
(これも全部、お爺ちゃんが教えてくれたことだから知ってるんだよね)
私には祖父以外の家族も一応いるけど、幼い頃から放っておかれてばかりいた。
祖父と暮らしだす前の私は、いつも独りで食事をしていた。
(誰かと食べると色なんて関係なかったな〜〜。そんなふうに思えたのって私だけだろうけど……)