メールが届きました。
そこには肩で息をしている大介の姿。
そして勢い良く開けたドアはレールから脱線し
倒れそうな角度だが絶妙なバランスを保っている。
大「セーーーーーフ!!!」
まだ夏でもなく、少し吹いているそよ風が気持ち
いいくらいの季節なのに、汗が滝のように大介の
顔を流れている。
中学のときにサッカーをやっていたと言うだけ
あって、汗だくでも爽やかな美少年ってイメージを
崩さない。
悠太と莉奈が壊れたドアを指差しながら大笑いしている。
有香と愛華は大丈夫?と大介に親切にタオルやら水やら
マネージャーのように気遣っている。
康平は私に化学の続きを教えてくれていて、愁は
何も無かったかのように自分の世界へと入り込んでいる。
そこへ、先ほどのドアの故障音を聞いて駆けつけた担任が
HR(ホームルーム)がてら現れた。
「さっきの音は…やっぱりお前らか~」
莉「意義あり!やっぱりとは何でしょう!?」
愁「というか何で複数形なんすか~!!」
今まで知らぬ顔をしていた愁もそこには食いついた。
「いやぁ、随分派手にやったねぇ。」
なぜか楽しそうに後ろの壊れたドアを眺める担任。
「よし、今日の3科目終わったら職員室な。
では!星学入って最初のテスト、頑張れよ!!」
莉「意義あり!!」
すかさず莉奈が手を上げる。
「あ、大介だけだ。」