アナタに出逢えて
俺は家で落ち着かないまま渡された手紙を読んだ。


歩へ

これを読んでるという事は、
私は死んでいるという事でしょう

本当は嫌われて離れるべきだと思い
一時期何も会話はしませんでした。
しかし離れる事はできませんでした。

どうして言ってくれなかったんだ
そう責めてしまう歩がいるかもしれません

歩のことが世界で1番愛していたからこそ
言えませんでした。

悲しい顔をしてるところを見たくない
泣いてる姿を見たくない。

そんな風に思ってると言えませんでした。

毎日のように一緒に勉強できて幸せでした
合格もできて幸せでした。
同じ高校に通う予定だったのに
もう通えないと思うと苦しいです。

どうして治らない病気になってしまったのだろう。何度も何度も思いました。
けれど、歩や家族の人たちなどがならなかったから私はそれならよかった。皆の代わりに全てを受け入れたのかななんて思うようにしました。

歩がそばにいてくれて良かった。

もう本当は全て歩くのも限界です。
明日に全てをかけようと思います。
思いっきり遊んで笑って、泣いてる?かな

楽しんでくれたかな?

大好きでした。愛してました。

他の人を好きになって恋をしてください。
家族よりも好きになる人を見つけてください
私よりも勉強を頑張ってください


なんてずるいか(笑)

辛いことがあってもずっと歩の味方だよ?

今までありがとう
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