青蝶を包む朱い羽


閉じこめられて何日たったのか・・・
私にはもう、時間すらわからない
こんなの・・・死んでるも同じ事だよね


「きったぜぇ~my doll」


そういっては言ってきたのは、
御坂だった。
閉じこめられてからずっと、あいつは
暇な時間にここにきては
私のことを殴りにくる。


「お前ってさ、本当に馬鹿だよなぁ?
あんな姉貴を持ったし、手の掛かる弟は
いるし、橘に関わるなんてなぁ~
お前は人生無駄にしたよ」


その時、今まで我慢していた何かが
私の中でキレた。


『人生無駄?』


皆にあったことが無駄だっていいたいの?
そんなこと、絶対にありえない、
私は、後悔したことなんてないし、


『手の掛かる弟?』


それは逆のほうだろ?手のかかる姉に
世話を焼いてるのは、全部は白葉の
方だって言うのに・・・
こんな馬鹿げたことなんてないよね?


私が生まれてきた時点で全てが
狂ってたんだよ・・・
白葉もこんなことに巻き込まれずに
すんだかもしれない・・・
母さんだって・・・生きてたよね?


「どうしたぁ?もう声もでねぇか?」


手を伸ばしてきた御坂の指を私は
おもいきり噛んでやった。


「だだぁっ!この女!」


    ドスッ カシャン! ガン!



 
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