人事部の女神さまの憂い
「まじ、まじ。俺もよく一緒にコンパいってたし。こいつの場合、最低なことにゲーム感覚で、2番手、3番手くらいの女の子に絞って口説くんだよね。それでお持ち帰りして、おしまい、みたいな。まだ俺の方がタイプの子を真剣に口説いてるだけだから、誠意あると思うよ」
藤木さんの言葉に信じられず、口を開けたまま立花さんを凝視してしまっていた。
「そんな目で見ないで。ニシユリに軽蔑されたら、お兄ちゃん泣いちゃう」
半分ふざけながら、女の子みたいに顔を手で覆ってイヤイヤしている姿を見ると余計に信じられない。
「なんか、人って見かけによらないんですね・・・」