人事部の女神さまの憂い
「乾きもん、って藤木さんこそ、おっさんですよー」
自分こそ、おっさん発言をしているのを茶化すと
「いや、お前がいっつも大輔んとこもってくるツマミこそ、おっさんチョイスだろ。うまいけど」
まさかの、おっさん返し。
「あれ実家から送られくるんですよ。ちっちゃい頃から、お酒のオツマミ好きでオヤツがわりに食べてたのもあって。嬉しいんですけど、毎回大量にくるんで消費しきれないのが難点です」
「まじで。おかーちゃん、万歳だな。消費しきれないなら俺が食ってやるよ。てか、ここって焼酎ボトル譲ってくれないかな」
言い出した後の行動は、素早かった。
さっきオーダーした焼酎をもってきてくれた店員さんに、なんと焼酎を買い取れないか交渉を始めたのだ。