人事部の女神さまの憂い
店長に確認しますね、というワードが聞こえてきてすぐに戻ってきた店員さんは愛想よく
「いつもご利用いただいているので特別に、ということで」
1本の焼酎をほぼ仕入れ値に近い値段で持ち帰ることをOKしてくれた。
「藤木さん、やっぱり世界は藤木さん中心にまわってると思ってるでしょー。でも”百年の孤独”って。それ一人で飲んでたら、ちょっとホラーですよ」
藤木さんのとんでも行動をいさめつつ、焼酎のネーミングをいじると
「お前んちツマミあるんだろ。お前んちで飲むぞ。これも含めて俺のオゴリだ。ありがたいと思え」
またもや勝手な発言が。
てっきり自分の家に持ち帰って飲むものだと思っていたのに・・・。