人事部の女神さまの憂い
私は話に夢中だったけど、よっぽどお腹がすいていたのか話しながらもあっという間に食べ終え
「この前の焼酎」という暴君。
感謝の気持ちを込めて、逆らわずに、焼酎とオツマミを用意してもどると、ゴロンと床に転がっているおじさんがいた。
「食べて、すぐ寝ると太りますよ」
大きな身体をよけて座ると
「確かに。俺、自分は太んない体質だと思ってたんだけど、最近やばいからジム通ってんだよな」
お腹をさすりながら、起きる気配はない。はい、っと焼酎の入ったグラスを差し出すと、ようやく身体を起こして、ぐるりと部屋を見渡した。