人事部の女神さまの憂い
全身からでているオーラに戸惑っていると
「ニシユリさんって、あの副社長と付き合ってるんじゃないんですか?あの人なら、かなわないなって思ったのに」
と言い始めた。
なんだかよくわからないものの、とりあえず勘違いを正さないとと思って
「違いますよ。副社長とは、そんなんじゃなくって」
言ってから、柏木さんを紹介していいものかと不安に思いながら柏木さんの方に視線を向けると
「そんなはずないじゃないですか。僕、2人で仲良くニシユリさんの部屋に帰って行くの見ましたよ」
とんでもない声が飛んでくる。
ツッコミどころがありすぎて言葉を失っていると、いぶかし気な目で柏木さんに見られた。