人事部の女神さまの憂い


その週末にあった役員会。


インターンシップとして学生に新規事業提案の場を設けること、その内容がよければ学歴も学生時代の経験も問わず採用をすること、などを盛り込んだ採用戦略を立花さんにプレゼンした。

「いいんじゃない。ニシユリが女神様になるって聞いてるよ~。いいのが集まるかニシユリ次第だからね。よろしく~!」
ニヤニヤしながら聞いていた立花さんから出た言葉は、こんなにも軽いものだった。

こんな軽いノリで実施が決定した。


そう。

こんな軽いノリが私の頭を悩ましつづけることになる、きっかけだった。


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