人事部の女神さまの憂い

家に帰ってから、藤木さんとのやり取りを思い出していた。

ちゃんと、連絡をしてみよう、そういう勇気をくれた藤木さん。でも、最後の「俺んとこ来いよ」って?

前に立花さんと一緒になって言ってくれてた慰めてやるってこと?

それとも・・・。

そこまで考えて、また自分ひとりで妄想を広げてしまっていることに気付いた。何よりも大事なのは、事実。
事実を掴むためにも、私はちゃんと柏木さんに向き合わないと。

そう思いなおしてメッセージを送った。




“どこかでお時間いただけませんか?”



< 362 / 471 >

この作品をシェア

pagetop