人事部の女神さまの憂い
「さすが柏木さん。そうなんですよ!侑里、ほんとは甘えたなんですけど、キャラのイメージで変な男しか寄ってこないんですよね」
「へー、ってことは侑里ちゃん、彼氏いないの?」
戸田さんの質問に、またしても勝手に巧が答える
「そうなんですよ。前の男と別れてだいぶ経つのに、全然で。さっきも、もう30なんだからって心配してたとこなんですよ。侑里にいい人いたら紹介してやってくださいよ」
「ちょっと、巧・・・」
ほんとに、これ以上余計な事言わないでと思いながら巧の膝を叩いた。
「弟にここまで心配されてるってよっぽどだね。彼女いなかったら俺も立候補したいんだけど・・・」