人事部の女神さまの憂い

「さすが柏木さん。そうなんですよ!侑里、ほんとは甘えたなんですけど、キャラのイメージで変な男しか寄ってこないんですよね」

「へー、ってことは侑里ちゃん、彼氏いないの?」

戸田さんの質問に、またしても勝手に巧が答える

「そうなんですよ。前の男と別れてだいぶ経つのに、全然で。さっきも、もう30なんだからって心配してたとこなんですよ。侑里にいい人いたら紹介してやってくださいよ」

「ちょっと、巧・・・」

ほんとに、これ以上余計な事言わないでと思いながら巧の膝を叩いた。

「弟にここまで心配されてるってよっぽどだね。彼女いなかったら俺も立候補したいんだけど・・・」


< 48 / 471 >

この作品をシェア

pagetop