絶対王女




彼女の事が気になった。

私は路地に入り、魔法を使う。


『家に』


そう思うとたちまち家の前につく。

門が開いた。

中に入るとメイドがずらっと並んでいる。


「おかえりなさいませ、お嬢様。」

「お嬢様、本日18時より会議があります。」

「わかった」

「それから一つ。お嬢様の通われている学校からお嬢様以外の魔力を感じたと大叔母様がおっしゃっております。なにかありましたか?」

「ええ。大叔母様は今どこに?」

「お部屋にいらっしゃるかと」

「すぐ行くから」

ドアを開け家に入る。


『着替え』


制服から私服に着替えて、大叔母様の部屋に向かう。

大叔母様の部屋の前に行くと勝手にドアが開いた。


「入りなさい」


奥から声が聞こえる。


「失礼します」


部屋に入った。

< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop