悲 恋

★★シングルマザー


そんなある日
きえ先生から
「なあ、未菜ちゃん
あんた、体調悪くないか?」
と、言われたから
「バタバタしたからか
少し、体がだるいような。」
と、答えると
「熱は?」
「えっ、熱ですか?
   計っていません。」
と、言うと
計るようにいわれて
はかると、案外あって
37度ごえだった。

「生理は?」
と、急に聞かれて
あ~と、考えていると
そう言えば、来てない。
えっ、先月も来てない。
「先生‥‥‥‥っ‥‥」
「わしの長年の勘じゃ。
未菜ちゃん。あんた、妊娠してる」
と、言われた。

私は、あたふたしていたが
きえ先生から、検査された。
私は、妊娠五ヶ月だった。

一日、二日と動揺していたら
きえ先生に頬を叩かれた( 軽く )

「なに、悩んでる?
あんたのお腹には、命が生きてんだ。
しっかりしな。
母親になるんだよ。」
と、言われた。

そうだ、この子には
私しかいないんだ。

私が守らなくて
誰が守るんだと、思い
きえ先生に、全てを話した。

きえ先生は、
「わしに任せときゃいい。」
と、言われた。

心強い!

成澤先生にも話した。

先生は、少し絶句したが
「俺に出きることは言え。」
と、言ってくれた。

本当に、温かい先輩で
ありがたかった。


私、奥山 未菜·····26才
シングルマザーになる。
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