クールな御曹司の甘いお仕置き
どうやら私の不機嫌な王子様はキスをすると機嫌が良くなるらしい。

こんな幸せな時間がずっと続けばいいな。

「さすがに腹減ったな。何か食べるか」

優君はゆっくり抱擁を解くと、乱れた髪をかき上げる。

そんな彼の些細な仕草にキュンとしながら「うん」と私は返事をした。

だが、ベッドから出ようとして端と気づく。

そうだ……私の服はどこ?

「優君……私の服は?」

私は胸元まで身体を布団で隠して、優君に声をかける。

「お酒とタバコ臭かったから脱がして洗濯かごの中」

すでにベッドを下りて部屋着を着ていた優君は、私の質問に淡々と答えた。

「ええ~!私……何着ればいいの?着替えがないんだけど……」
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