クールな御曹司の甘いお仕置き
私が涙目で訴えると、優君はクローゼットを開けて服を取り出し、ベッドにいる私に向かってそれを投げた。

「ほら、これでも着てろ」

それは、少し厚めの生地の半袖Tシャツ。

「うん」

私はホッとしながら、頭からTシャツを被りベッドから出る。

優君のTシャツは大きくて私の膝上まであった。

「なんかワンピースみたい」

「お前が着ると小学生みたいだな」

私の姿を見て優君がククッと肩を震わせる。

「小学生って……酷い。色気がないってこと?」

頬を膨らませながら拗ねると、彼は私に近づいて身を屈めた。

チュッと羽のようなキスが私の唇に落とされ……呆然と私は優君を見つめる。

不意打ちのキスに頬が熱くなった。
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