クールな御曹司の甘いお仕置き
しかも……かなり怒ってらっしゃる。

【こんなところで何やってんだ】って目が言ってるんだけど……。

美形の人が怒ると余計に凄みが増す。

借金取りも怖いが、怒ってる優君もかなり怖い。

私はこれ以上優君と目を合わせる勇気がなくて、彼から顔を背けた。

「私……お酒頼んできます」

動揺しまくりの私。

この場から逃げようとソファーから立ち上がろうとするが、優君が手を離してくれなかった。

「あの……お客さま、手を離し‼」

「トイレに案内してくれないか?」

私の言葉を遮り、優君もソファーから立ち上がる。

「え?あの……」

戸惑っている間に、優君が私の手を引いてトイレのある方向に足早に向かう。
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