クールな御曹司の甘いお仕置き
お袋の電話を切り、スマホでチラリと時刻を確認すれば深夜の一時過ぎ。

もう美緒は寝ただろう。

シャワーを浴びてリビングに行けば、彼女がソファーで寝ていてギョッとした。

「何でここで寝るかな」

美緒の目の下にはくっきり隈が出来てて……。

余程疲れていたんだろうが、ちゃんとベッドで寝ろよ。

しかも……この姿。

VネックのTシャツにショートパンツ。

まさかと思うが、まんが喫茶でもこんな格好でウロウロしてたんじゃあ。

美緒なら平気でやりかねない。

襲ってくれって言ってるものだぞ。

もう絶句するしかない。
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