クールな御曹司の甘いお仕置き
これ……髪の毛で隠せるかな?

「もう優君こんなことして、どうしてくれんの!」

頬を膨らませ、私はこの場にいない幼馴染みを罵った。



それから、身支度をして、朝食を食べて、彼と一緒に車で会社に行くことに……。

「私は電車で行くよ。ほ、ほら、一緒に出勤したら変に思われるし」

キスをして気まずかったし、会社の人に優君との同居がバレるのが怖くて私は電車で行くと主張したけど、優君は認めなかった。

「何を今さら。余計なこと考える暇があるなら、しっかり仕事をしろ」

いつもの調子で優君が私を叱る。
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