クールな御曹司の甘いお仕置き
何故そんなに彼が平然としてられるのか私には理解出来なかった。
あのキスは……幻だったのだろうか?
複雑な気持ちのまま会社に着くと、地下の駐車場からエレベーターに乗り、目立たないよう優君の後ろに立つ。
エレベーターが一階で止まると、うちの会社の社員が数名入ってきた。
その中に社長秘書の朝井さんがいて、優君に笑顔で挨拶する。
彼女は私よりもひとつ上で、美人で背も高く優君と同じ日本の最高学府の大学を卒業した才女。
「如月さん、お早うございます。あの、エレベーターですみません。社長が今アメリカ出張中で、如月さんに社長の代わりに田中商事の接待に出て頂きたいのですが」
「接待はいつ?」
あのキスは……幻だったのだろうか?
複雑な気持ちのまま会社に着くと、地下の駐車場からエレベーターに乗り、目立たないよう優君の後ろに立つ。
エレベーターが一階で止まると、うちの会社の社員が数名入ってきた。
その中に社長秘書の朝井さんがいて、優君に笑顔で挨拶する。
彼女は私よりもひとつ上で、美人で背も高く優君と同じ日本の最高学府の大学を卒業した才女。
「如月さん、お早うございます。あの、エレベーターですみません。社長が今アメリカ出張中で、如月さんに社長の代わりに田中商事の接待に出て頂きたいのですが」
「接待はいつ?」