ずっと好きです。(完)
入院生活
玲と付き合えるようになってから、3日が過ぎた。


私は、あの時の不安はもう消えた。


玲の言ってくれた言葉で、私はすごく救われた。


お見舞いには、絶対に春と玲が一緒に来てくれた。


今は3人で話してる最中。


「沙奈ちゃん、勉強どう?」


春が聞いてきた。


「春のノートのおかげで大丈夫だよ!
毎日ありがとね?」


「いいよ。
私がやりたいからやってるの」


私がお礼を言うと、決まって春は照れる。


でも、本当に嬉しい。


毎日春は私のために、描いてくれてるノート。


玲たちが帰った後、そのノートで勉強してる。


「そういえば、沙奈熱どうだ?」


玲が突然聞いてきた。


「まだあまり下がってない。
でもね!ちょっとだけ、ご飯が食べれるようになったんだ。」


私は入院してから食欲が減っていて、ご飯を食べると吐いちゃうみたいなんだけど、今日の朝ごはんの、ゼリーだけ食べれたんだ!


「そうなの!
すごいね?」


「うん。
まだゼリーしか食べれないけどね」


私はそう言って苦笑いした。


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