ずっと好きです。(完)
玲side


「「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」」


「沙奈!」


沙奈が倒れた。


なんでだ?


さっきまで、なんともなかったのに。


「れーくん」
「お姉ちゃん大丈夫だよね?」


二人は心配そうに聞いてきた。


「当たり前だろ!
お前ら、俺の携帯貸すから、救急車を呼んでくれ!」


「「分かった。」」


そう言って、差し出した携帯をとって、電話をしてくれた。


俺はまた、沙奈を見た。


汗かいてる?


俺はおでこを触った。


!!!


暑い!


お化け屋敷に入る時はそうでもなかったのに。


なんで!


「れーくん!」
「救急車よんだよ!」


「ありがとう」


それから少しして、救急車が来て、沙奈は、運ばれた。


俺もついていくことにした。


沙奈!


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