真愛
「お?お?その顔は肯定と受け取ってもいいのかな!?」
「もー、雪乃おじさんくさい…w」
「順調そうでよかったよかった!なんだか安心しちゃった♪人を信用したくない、って感じだったのが今じゃベタ惚れで。2人なら、何が起こっても大丈夫そうだね!」
満足そうに鼻息を荒くしていう。
祝福されてるようで本当に嬉しかった。
「私ね、本当に幸せよ。雪乃に出会って、尊に出会って楽に出会って。本家の人達にも出会えた。トラウマを持ってた私を受け入れて、皆が一緒に立ち向かってくれたから克服できた。きっとね、皆に出会えなかったら私、あの日そのまま死んでた」
路地裏で刺されたあの日。
あの日から私の世界は180°変わった。
温かな温もりに包まれて、心から笑えるようになった。
もう元に戻れないと思ってた聖藍ともまた話せるようになって。
きっと皆と出会ってなければ、誰も信用せず孤独の中で生きていた。
下手すればあの路地裏で私の命は尽きていたかも知れない。
そんな私を見つけてくれて、受け入れてくれたみんながいなければ私は。
「ありがとう、雪乃」
「え?」
「私を見つけてくれて…ありがとう」
そういうと雪乃は涙目になりながら笑った。
今までよりも、もっと自然に、素敵に笑った。
ありがとう、どれだけいってもいい足りない。
心から感謝してるよ。