隣の部屋と格差社会。
夢だった牛乳の一気飲みを果たし、休憩室にいた佐渡さんに声をかけると、彼も同じように缶ビールの残りを一気飲みし腰を上げた。
「帰るか。」
その一言を聞き、二人で休憩室を後にする。
畳のいい匂い。煩すぎないテレビの野球中継。
きいきいと苦しげな音を立てて首を回す
扇風機は、季節的にはまだまだ早いように感じるも風呂で温まった身体には心地いい。
少しの名残惜しさを残しつつ、銭湯を出る。
外はもうすっかり暗い。梅雨前のこの時期、少しの肌寒さもまだ感じた。