孤独なシンデレラに永遠の愛を捧ぐ。
私が好かれる努力を辞めると、お義母さんの言葉の暴力はもっと酷くなったし、手も出されるようになった。
いらない存在だと、言われているみたいで辛くて苦しくて。
『あんたなんて、何で産んだのかしら!実の母親も馬鹿よね~』
お母さんを馬鹿にされたときは、流石に耐えきれなかった。
『お母さんを馬鹿にしないで!!』
『あんたのせいで実母がそうやって言われてんのがわかんないのかよ!バーカ!』
お義母さんに、初めて逆らった。
だけど、逆上したお義母さんはそんな私を思いっきり蹴飛ばした。
お母さん、私のせいでごめんね。ごめんね。
心の中で謝るけど、当然返事はない。
痛くて痛くて、心も体も痛くて。
いくら女の力とはいえ、赤く腫れたし痣になることもしょっちゅうあった。
でも、私は泣かないと誓っていた。
だから目頭が熱くなったけれど、力を入れて絶対に泣かなかった。
泣いたら負けだと、認知していたからだ。