雨の日は君と。~先輩の香り~


「もう、笑いすぎだからお仕置き」


笑い続ける私にそう言った李月君は
私の髪の毛をぐしゃぐしゃとかき乱した

そのせいで私の髪の毛はぐちゃぐちゃで
もさもさとしていた


あぁっ、せっかくセットしたのに~!


「もう!李月君のばかっ」

「いいじゃん、ゆるふわガールの
 あるべき姿だよ」


どんな姿だよ~っ

手で一生懸命直す私


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