カミレンジャー! その4
「なにを言うか!我々はこのような格好でグリーンの遺影を見守ったのだぞ!」

 うわぁ…緑川さん…かわいそう…。

「緑川さんの家は、それで何も言わなかったですか…?」

「曽祖父はユニークな方が好きだったので、とても喜んでくれてると思います…と、笑顔を引きつらせながら言われました。」

 うわぁお!めっちゃ、気を使われているな…。

「仕方がなかろう…。グリーンを殺した犯人がいつ襲ってくるかも分からない状況…われわれは簡単にスーツを脱ぐわけにはいかなかったのだ…。」

 いや、脱げよ!

 脱いであげろよ!失礼極まりないだろう!

 てか、これ別に強化スーツとかじゃないんだから、なんで毎回着るのか、そこから説明してくれよ!

「ブルー…第四話にして、そのツッコミは遅すぎますよ…。」

 うぉう、実くん…前々から気づいていたけど、君はいつから読心術を覚えた…。

「最近、ハ●ポタを見たので…。」

 それだけかよ!

 その理屈で言ったら、俺だってガン○ムが………って…何も言えないな…。

 カミレンロボを操縦できる時点で、何もいえないな…。

「でも、さすがに今回は身内じゃないんだから、まずいんじゃない?特に赤とか黄色とかは…。」

 ピンクの発言。

 いや、色の問題か?

 そこか??よく見ろ、自分たちの格好を…。

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