カミレンジャー! その4
「大変です!ブルー、ブラック!!キミ代さんを殺した犯人が現れました!!」
声は突然後ろから聞こえた。
顔を向けると、そこには全身イエロータイツの変態マスクをかぶったプリティボーイ(ガール?)が…。
あぁ~…一瞬でもまともな世界に浸れたと思ったのに…
俺のはかない夢グッバイ…。
「え?どこにですか!?」
声を上げたのは、おばちゃん。
いや、いないだろう?犯人?正直に言えよ!
犯人なんて最初からいないだろう!!
「そこに!」
しかし、実くんが指差した先にいたもの…。
そこにいたのは!
「あ~………そういうオチっすか…。」
…ジャングルジムだった…………。
滑り台でも、ブランコでも、ましてやシーソーでもなく、ジャングルジムがそこにいた。
公園でもないのに、そこにいた。
そもそも、この市にはジャングルジムがある公園なんてないのに、そこにいた。
えっと…。
「帰ってもらいましょう。」
「なに言ってんですか!あいつが、犯人に決まっているでしょ?」
いやいや…実くん、人(??)を見た目で判断するのはよくないよ…。
「え?私?私ですか?え?ゴメンナサイ?いや、あの…昔お世話になった白山キミ代さんがお亡くなりになったと聞いたので、挨拶に…。」
いきなり、指差されて、動揺するジャングルジム。
いや…それより『お世話になった』って…白山のおばあちゃん!あんた、昔、なにしてたねん!!??
「また、そんな抜けぬけと…私の目はごまかせんよ。さぁ、ブルー早く着替えて、カミレンロボに!」
いやいや…。
「だって、思いっきり違う雰囲気を…。」
「あなたは、白山さんが殺されたというのに、悔しくないのですか!!」
いや…あの…白山キミ代さんって…今日、初めて知った名前なんですけど…。
声は突然後ろから聞こえた。
顔を向けると、そこには全身イエロータイツの変態マスクをかぶったプリティボーイ(ガール?)が…。
あぁ~…一瞬でもまともな世界に浸れたと思ったのに…
俺のはかない夢グッバイ…。
「え?どこにですか!?」
声を上げたのは、おばちゃん。
いや、いないだろう?犯人?正直に言えよ!
犯人なんて最初からいないだろう!!
「そこに!」
しかし、実くんが指差した先にいたもの…。
そこにいたのは!
「あ~………そういうオチっすか…。」
…ジャングルジムだった…………。
滑り台でも、ブランコでも、ましてやシーソーでもなく、ジャングルジムがそこにいた。
公園でもないのに、そこにいた。
そもそも、この市にはジャングルジムがある公園なんてないのに、そこにいた。
えっと…。
「帰ってもらいましょう。」
「なに言ってんですか!あいつが、犯人に決まっているでしょ?」
いやいや…実くん、人(??)を見た目で判断するのはよくないよ…。
「え?私?私ですか?え?ゴメンナサイ?いや、あの…昔お世話になった白山キミ代さんがお亡くなりになったと聞いたので、挨拶に…。」
いきなり、指差されて、動揺するジャングルジム。
いや…それより『お世話になった』って…白山のおばあちゃん!あんた、昔、なにしてたねん!!??
「また、そんな抜けぬけと…私の目はごまかせんよ。さぁ、ブルー早く着替えて、カミレンロボに!」
いやいや…。
「だって、思いっきり違う雰囲気を…。」
「あなたは、白山さんが殺されたというのに、悔しくないのですか!!」
いや…あの…白山キミ代さんって…今日、初めて知った名前なんですけど…。