大好きです、不良さん


虎太はサラッと言ったが…


「意味が分からない…」


「意味ならある」


虎太は少年誌を読みながら続ける


「俺の女」


静まり返る部屋


「待て虎太!正気か!?」


「あの虎太が…俺の女発言を…」


「熱ある?」


「いやいや、頭のネジが全部吹っ飛んだんじゃない?」


上から笹野、立花、八代、拓真の声

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