大好きです、不良さん

私は虎太の女じゃない


これは事実だ


なんでこんな目に…


「俺が欲しいと思った」


虎太は少年誌をソファの端に置き私の方を向いた


「お前に拒否権はない」


そう言って虎太は部屋を出て行った


…嵐は過ぎた？


訳の分からない事が一気に起こり一気に過ぎ去った


この後、拓真が私を家まで送ってくれた


本当に何だったのだが…