チャット恋愛注意報!!(新)


フジヤマと千歳さんのラブラブなシーンでは ちゃんと空気を読んで黙ってたのに、こういうことにはソッコーで乗っかってくる。

……なんだかもう、すっかりチャットの雰囲気だ。

千歳さんは相変わらずベッドの上だけど、涙を拭いながら楽しそうに笑ってる。



「ほらほら秀一ちゃん、今の気分はー?」

「……ムカつくくらい何も見えない」

「え、なんで? サングラスかけてても普通に見えるっしょ」


「近眼なめんなクソ野郎」

「キャーこわーい、サングラスかけたらYUKIがワルになったー」

「……フジヤマの写真をネットにバラ蒔いてやる」


「や、それはマジ勘弁っ」



そんなことを言いながら、フジヤマはけらけらと笑う。

千歳さんも、凄く楽しそう。

近くに居たユージも笑い、仏頂面だったYUKIはため息をついたあとに呆れたように笑った。

だから私も、つられるように笑顔になっていた。


……私、ユージ、フジヤマ、YUKI、そしてユキさんこと千歳さん。

5人で会って話せたら、きっと楽しいだろうなって思ってた。

ずっと、5人で会いたいって思ってた。


……今日、それが叶ったんだ。

フジヤマとYUKIからの、最高の誕生日プレゼント。


それを嬉しく思いながら、楽しそうに笑う千歳さんを見て微笑んだ。


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