チャット恋愛注意報!!(新)


………

……




その後、フジヤマ、YUKI、ユージは飲み物を買いに部屋を出た。

フジヤマと千歳さんを二人きりにしようって思ってたのに、フジヤマってば率先して買いに行っちゃうんだもんなぁ……。

そんなこんなで、今 部屋の中には私と千歳さんだけ。


……どうしよう、今頃になってメッチャ緊張してきたっ!!

みんなが居る時はチャットみたいに笑ってたけど、二人きりになった途端に、いつもの人見知りが……。



「うーめちゃん」

「あ、はいっ!!」

「もー、緊張しすぎだよー。 ほらほら、スマイルっ。 それと、敬語はなしだよー?」


「はいっ!! じゃなくてっ……う、うんっ……!!」



ニコッと笑う千歳さんに対し、私はガッチガチの強張った笑顔。

……今、自分でも引くくらい酷い顔してると思う。

だけど千歳さんは、そんな私を見て微笑んでいる。



「今日、ユージくんと二人で会う予定だったんでしょ? せっかくのお誕生日なのに、こっちに来てもらってごめんね」

「やっ、全然っ!! むしろ、会えてよかったです……って思ってるよっ……」

「私もみんなに会えてよかった。 フジヤマには、プロポーズまでされちゃったしね」



枕をギュッと抱き締めながら、とても幸せそうに言う千歳さん。

だけどそのあと、少しだけ不安そうな顔をした。


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