チャット恋愛注意報!!(新)


またYUKIに会えてよかった。

フジヤマとも千歳さんとも会えて、本当に本当によかった。


私、最高に幸せだ。






「あぁそうだ、サクラに言いたいことがあったんだ」

「……へ?」



ふと、YUKIが私の方を見た。



「俺、サクラのこと好きだったよ」



……って、えぇーっ!?

今の今までユージと馬鹿みたいな話で盛り上がってたのに、なんで急にそんなことをっ……!?


……ん? でも、あれ……? 『好きだった』……?

って、過去形……?



「YUKI、あの……それって……」

「俺、サクラに恋してた。 チャットしてる時からね。 じゃなきゃ二人で水族館なんて行かないよ」

「……っ……」


「あの日、サクラに自分の気持ちを伝えていたら…って、今でも考える。 はぐらかさないで伝えていたら、何かは変わっていたんじゃないか…って思うんだ」



……そう言ったあと、YUKIはユージへと視線を向けた。

ユージはただただ、静かにYUKIを見つめ返している。



「俺が言えなかったことを言えたユージは、本当に凄いと思う。 ……多分 俺は、過去に戻ることが出来たとしても結局言えないまま終わりそうだから」



クスッと笑うYUKIは、いつもと同じYUKIだ。

クールで、大人っぽくて、余裕のある笑顔。

一歩引いたところから私たちを見る、いつものYUKIがそこに居る。


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