チャット恋愛注意報!!(新)
「急にこんなこと言ってごめん。 でもこれだけはわかってもらいたい。 俺は二人の関係を邪魔したいから『好き』って言ったんじゃなくて、前へ進むために言ったんだ」
前へ、進むため……。
「フジヤマはちい姉と生きていく。 サクラはユージと生きていく。 なのに、俺だけが何も言わずに立ち止まってるわけにはいかないだろう?」
「YUKI……」
「俺、二人のことを応援してるよ。 何年経っても……心の底から、ずっとずっと」
ポンポン、と頭を叩かれる。
そしてYUKIは、私たちから3歩離れたあとに微笑んだ。
「今日、来てくれて本当にありがとう。 本当に本当に、ありがとう」
……まるで永遠の別れのような、そんな笑顔。
YUKIは、このまま居なくなってしまう気……?
そんなのイヤ……絶対にイヤ……。
なのに、声が出ない。 足も動かない。
何も、出来ない……。
「YUKI」
……去ろうとしていたYUKIを止めたのは、ユージの真剣な声だった。