それはとっくに恋だった
部屋に戻ってスマホを見ると、『もうすぐ着く』とシンプルな連絡が来ていた。


返事をしようとした瞬間、家のインターホンがなる。



時間を確認すると、連絡が来ていたのは、もう10分以上前のことだった。




自分がどれだけトイレで呆然としていたのかを思い知らされた気がした。


短く強く息を吐いた後、玄関に向かう。



「ただいま~」


「うん。おかえり。」



扉を開けた先に立っていたのは、付き合って3ヶ月になる颯太だった。
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