それはとっくに恋だった
それからの私と颯太の関係は前にも後ろにも動かなかった。
ただ、年数を重ねるにつれ、颯太が梨央への想いを口にすることは少なくなっていった。
バイトの話や、就活、研究、ほかの友達に言えないことが颯太には話せた。
それは、就職しても変わらなかった。
そして、私の中には、颯太に想いを告げるという選択肢はなくなっていた。
颯太の存在は私の中で大きくなりすぎていた。
ただの好きな人というだけでない。
嬉しいことがあった時に一緒に笑ってくれる顔が、嫌なことがあった時に私以上に怒ってくれるその姿が、悲しいことがあった時に撫でてくれる手が私の支えだった。
だから、それを失うくらいなら、自分の想いには蓋をしてしまったほうがいいと思っていた。
ただ、年数を重ねるにつれ、颯太が梨央への想いを口にすることは少なくなっていった。
バイトの話や、就活、研究、ほかの友達に言えないことが颯太には話せた。
それは、就職しても変わらなかった。
そして、私の中には、颯太に想いを告げるという選択肢はなくなっていた。
颯太の存在は私の中で大きくなりすぎていた。
ただの好きな人というだけでない。
嬉しいことがあった時に一緒に笑ってくれる顔が、嫌なことがあった時に私以上に怒ってくれるその姿が、悲しいことがあった時に撫でてくれる手が私の支えだった。
だから、それを失うくらいなら、自分の想いには蓋をしてしまったほうがいいと思っていた。