それはとっくに恋だった
結婚式の2次会も終わり、颯太とバーで飲みなおそうという話になった。


「梨央、すごく綺麗だったね!」


颯太には少し辛い日だったかもしれないが、今までの経験上、一緒にしんみりすることを颯太は望まない。


「そうだな・・・」

静かにそう呟いた颯太の横顔を眺めていると、いきなり、颯太がこっちを向いた。


「真尋!」


「何?」


「俺たち、付き合わないか?」


「え?」


「だから、俺の彼女になってくれないかってこと!」



「!?」



どうして颯太はいつも私をかき乱すことをいきなり言うのだろう。


それでなくても私は、いつも颯太に振り回されているというのに。
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