それはとっくに恋だった
結局、私は颯太の申し出を受け入れた。


あんなにも颯太との関係が変わることを恐れていたのに、颯太からの甘い誘惑を突っぱねることができなかった。


外で会っていたのが、どちらかの家で過ごすようになった。


今までは私の頭を撫でていた手が私を抱き寄せる。


初めて身体を重ねた日、颯太も初めてだったことに驚いた私に、颯太は真っ赤な顔で抗議したのだ。


「お前は、俺をなんだと思ってるんだ。」


その意味を深くは追及させてはもらえなかったけど。



< 23 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop