それはとっくに恋だった
「仕事、休んだんだろ?」

「うん。」


「体調、よくないのか?

 寝たほうがいいんじゃね?」



「え?あ、うん。そうだね・・・」



颯太に促されてベットに横になる。



一日、ごろごろしていたから眠くはなかったけど、気まずくて目を閉じた。


颯太はパソコンで何かをしている。



新しい部屋をさがしているのかもしれない。


静かな部屋に、パソコンの音だけが響く。




いつもはいくらでも眠れるのに、こんな時に限って眠れない。


私は、ただただパソコンにクリック音を聞いていた。
< 36 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop