フォーチュン
「ハンナさん、ヤンさん。ごちそうさまでした」
「とても美味しかった」
「そう言ってもらえて良かった。ね?あんた」
「ああ、そうだな」
「アン。それからコンラッドも、いつでもうちに遊びに来なよ。二人は友だちだからね、大歓迎だよ」
とは言っても、アンジェリークたちは遠く離れたドラーク王国に住むことになる上に、二人は王族だ。
ハンナとヤンに会うことは、これが最後になる可能性が高い。
それでもアンジェリークは涙声で、「ええ、ありがとう」と言っていた。
「コンラッド」
「なんだ」
「慣れない土地で見知った人もいないだろうから、アンのこと、頼んだよ」と言ったハンナの声も、少し涙ぐんでいた。
「アンのことは俺に任せておけ。案ずるな、全て上手くいく」
不敵な笑みを浮かべてそう言いきったユーリスの手に、アンジェリークがそっと触れると、ユーリスはその手を離さないと言わんばかりにギュッと握りしめた。
「とても美味しかった」
「そう言ってもらえて良かった。ね?あんた」
「ああ、そうだな」
「アン。それからコンラッドも、いつでもうちに遊びに来なよ。二人は友だちだからね、大歓迎だよ」
とは言っても、アンジェリークたちは遠く離れたドラーク王国に住むことになる上に、二人は王族だ。
ハンナとヤンに会うことは、これが最後になる可能性が高い。
それでもアンジェリークは涙声で、「ええ、ありがとう」と言っていた。
「コンラッド」
「なんだ」
「慣れない土地で見知った人もいないだろうから、アンのこと、頼んだよ」と言ったハンナの声も、少し涙ぐんでいた。
「アンのことは俺に任せておけ。案ずるな、全て上手くいく」
不敵な笑みを浮かべてそう言いきったユーリスの手に、アンジェリークがそっと触れると、ユーリスはその手を離さないと言わんばかりにギュッと握りしめた。