情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「実は私、『桐生建設』に入社して・・・秘書課に居るの。私の顔見なかった?」
萩尾先輩は、緩く上品に巻かれたウェーブの髪の裾を弄りながら恨めしそうに私を見る。
「それは失礼しました。緊張していて…秘書課の皆さんのお顔は良く拝見出来なくて」
「まさか、貴方が我が社に入社して、蓮様の秘書兼仮婚約者になろうとは」
「それには深い事情がありまして・・・」
我が家の恥部を晒すワケにはいかず、曖昧な説明でその場を逃げ切ろうと思った。
「貴方は大体、蓮様を私達の前で罵倒しなお且つ平手打ちを食らわした憎き後輩」
萩尾先輩は当時のコトを引き合いに出し、糾弾の手を緩めなかった。
平手打ちは食らわしたけど、罵倒はしていない。
私は唯、ヤリ捨てられた友人のコトを思って、蓮さんに直談判した。
萩尾先輩は、緩く上品に巻かれたウェーブの髪の裾を弄りながら恨めしそうに私を見る。
「それは失礼しました。緊張していて…秘書課の皆さんのお顔は良く拝見出来なくて」
「まさか、貴方が我が社に入社して、蓮様の秘書兼仮婚約者になろうとは」
「それには深い事情がありまして・・・」
我が家の恥部を晒すワケにはいかず、曖昧な説明でその場を逃げ切ろうと思った。
「貴方は大体、蓮様を私達の前で罵倒しなお且つ平手打ちを食らわした憎き後輩」
萩尾先輩は当時のコトを引き合いに出し、糾弾の手を緩めなかった。
平手打ちは食らわしたけど、罵倒はしていない。
私は唯、ヤリ捨てられた友人のコトを思って、蓮さんに直談判した。