婚前同居~イジワル御曹司とひとつ屋根の下~
宣言通り、いつもより優しくてゆっくりな樹さんの愛撫に身を震わせる。
私は抗うことも出来ずに、樹さんがくれる官能と快感の刺激にのみこまれていく。
乱れて乱され、頭の中が真っ白になって、フワフワした気分になってしまうまで、いつも大して時間はかからない。
「樹さん、樹さん……」
恥ずかしいとか羞じらいとか、途中からそういうものは全部抜け切ってしまった。
樹さんの頭を掻き抱きながら、彼がくれる甘い刺激に溺れ、何度も何度も名前を呼んだ。
「帆夏、……愛してる」
樹さんが私の耳元に囁いてくれたその言葉を、いつ聞いたかも覚えてられないくらい。
樹さんと同じペースで昇り詰める初めての感覚が幸せで、私は夢中で彼の想いに応えた。
そのうち、お互いの肌の感触以外のなにもかもが、どうでもよくなっていく……。
閉じた目蓋の内側は、真っ白で真っ暗でもなく、鮮やかな七色。
光の届かない、深い深い海の底でも。
酸素の薄い、高い高い雲の上でも。
樹さんがいてくれれば、私の未来はいつも鮮やかに彩られる。
空と海に包まれた客船内のスイートルームで迎えた、最高に幸せな結婚初夜――。
夕方からフライングした長い夜は、甘く激しく、だけどとても穏やかで優しい余韻を残して、ゆっくり静かに更けていった。
私は抗うことも出来ずに、樹さんがくれる官能と快感の刺激にのみこまれていく。
乱れて乱され、頭の中が真っ白になって、フワフワした気分になってしまうまで、いつも大して時間はかからない。
「樹さん、樹さん……」
恥ずかしいとか羞じらいとか、途中からそういうものは全部抜け切ってしまった。
樹さんの頭を掻き抱きながら、彼がくれる甘い刺激に溺れ、何度も何度も名前を呼んだ。
「帆夏、……愛してる」
樹さんが私の耳元に囁いてくれたその言葉を、いつ聞いたかも覚えてられないくらい。
樹さんと同じペースで昇り詰める初めての感覚が幸せで、私は夢中で彼の想いに応えた。
そのうち、お互いの肌の感触以外のなにもかもが、どうでもよくなっていく……。
閉じた目蓋の内側は、真っ白で真っ暗でもなく、鮮やかな七色。
光の届かない、深い深い海の底でも。
酸素の薄い、高い高い雲の上でも。
樹さんがいてくれれば、私の未来はいつも鮮やかに彩られる。
空と海に包まれた客船内のスイートルームで迎えた、最高に幸せな結婚初夜――。
夕方からフライングした長い夜は、甘く激しく、だけどとても穏やかで優しい余韻を残して、ゆっくり静かに更けていった。


