恋愛の始め方
間宮はあたしのことを、鼻で笑う。


「お前、年は」


は?

いきなり、何?

それに女に年を聞くなんて、失礼にも程がある。


「若くはないだろ」

「失礼です。若くはないけど」

「腕は悪くない。ここだと、赤石と並ぶ」


それは、良い意味?

一緒の学校だったが、かなと一緒に働いたことのないあたしにはかなの力量はわからない。


「男は?子持ち?」


この人には、デリカシーと言うものはないのだろうか?


「どちらも居ませんけど。何か」


最後の方は、嫌みたらしく言ってやった。


「なら、一生独身でいろ」

「は?」

「救命で男作っても、男が可哀想だ」


そこに、あたしの意見はないわけ?

< 12 / 404 >

この作品をシェア

pagetop