恋愛の始め方
「すいません、手伝ってください。意識失って、倒れました」


あたしの言葉に、間宮が動く。


「彼女、玉突きの車に乗って居たみたいなんです。もしかしたら、その時頭を打ったのかもしれません」


あたしの言葉に、何かを感じ取ったのか、間宮はテキパキ処置を始めた。

始めに見た時にも思ったが、この人の腕は確かだ。

無駄が何一つなければ、動きも早い。

脳外科の医師と連携を取り、進めて行く。

そして間宮の処置が適切だったこともあり、彼女は手遅れにならずに済んだ。

ふぅと、一息ついていると、間宮があたしの元へやって来る。


「どうしてわかった」

「何がですか」

「彼女が脳を損傷してるって」

「血が出てたんで」


まぁ、それだけじゃないけど。

強いて言うなら、感だ。

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