恋愛の始め方
「腹減った。なんか食うものねぇ?」


いきなり人の家に上がり込んで、何勝手にご飯まで食べようとしてんのよ!

そう思いながらも、あたしは冷蔵庫に入っていた余りもので料理を始めていた。

なんで、あたしは間宮のためにご飯何なんて作ってるんだろう。

そんな自問自答を何度も繰り返しているうちに、ご飯が出来る。

それをテーブルに並べると、待ってましたと言わんばかりに、間宮は料理に手を付けた。

それを横目で確認し、あたしは自分用にコーヒーを入れた。

コーヒーを片手に、腰を下ろす。

その頃には、ペロッと料理の半分以上を間宮は食べ進めていた。

どんだけ、お腹が減ってたわけ?

子供じゃないんだから、ゆっくり食べたらいいのに。

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